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ぷーやんのブログ 旅行や趣味、自分で思ったりしたこと等のひとりごと。


by puyan27

三渓園

 今日は紅葉を観たいと思い、横浜の三渓園に行ってきました。三渓園は、生糸の貿易で財を築かれた横浜の実業家である原三渓(本名:富太郎)の元邸宅です。彼は京都や鎌倉などから歴史的に価値のある建築物を移築し、明治39年に三渓園として一般公開しました。実際に建物を観てみると立派なものばかりでした。掲載した写真は一部なのですが建物等を紹介したいと思います。

三渓園_e0034068_2392258.jpg三渓園の入口です。JR横浜駅東口より市バスが出ており、本牧三渓園前で下車、300メートルほど徒歩で着きます。
三渓園_e0034068_23132190.jpg入るとすぐに三重塔が目に入ってきました。紅葉、舟、鳥と絵画のような構図の風景でした。

三渓園_e0034068_23134839.jpg三渓記念館です。園内は内苑と外苑にわかれており、まずは内苑から回りました。この建物では美術品を観たり、抹茶の接待を受けたりできます。
三渓園_e0034068_23141148.jpg臨春閣です。德川頼宣によって和歌山県那賀郡岩出町の紀ノ川沿いに建てられた夏の別荘巌出御殿といわれております。数寄屋風書院造の別荘建築だそうです。中の様子を見ても狩野派の方々の装飾が施されており、かなり立派です。

三渓園_e0034068_23144314.jpg別の角度から観た臨春閣です。移築っていうのはどうやってるのか疑問がわきました。今こんなのやったらいくらかかるんでしょうね。ちょっと想像できないです・・・。
三渓園_e0034068_23151073.jpg月華殿です。德川家康が慶長8年に京都伏見状内に建て、諸大名伺候の際の控え室に当てたものと伝えられているそうです。こういう話聞いただけでも相当のもののようですね。

三渓園_e0034068_23155663.jpg聴秋閣です。德川家光が上洛に際し、佐久間将監に命じて京都二条城内につくらせたものといわれています。ちょうど特別公開中でした。ラッキー(^_^)V。公開期間は12月11日までのようです。
三渓園_e0034068_2316414.jpg春草廬です。信長の弟、織田有楽斉が建てたものと伝えられ、三畳台目の茶室です。これも特別公開中でした。

三渓園_e0034068_23322542.jpg旧燈明寺三重塔です。京都府相楽郡加茂町の燈明寺にあったものを移築したのだそうです。立派な塔ですね。
三渓園_e0034068_2333449.jpg今日まで菊花展をやっており、所々でこのように菊が飾られておりました。一概に菊といってもいろいろな種類があることがわかり、ちょっと興味深かったです。この世界はまた深そうですね。もうちょっと歳をとったらやってみたいかも。

三渓園_e0034068_23333920.jpg秋といえばやはりすすきは欠かせませんね。このようにあちらこちらにありました。秋の趣を感じさせてくれます。
三渓園_e0034068_23341182.jpg合掌造・旧矢箆原家住宅です。川崎市日本民家園にもありましたがここにもありました。元は岐阜県大野郡荘川村岩瀬(白川郷)にあり、飛騨三長者のひとりといわれた岩瀬の(矢箆原)佐助の家だったそうです。同じ合掌造でもこちらのほうが格式が高いと思いました。

三渓園_e0034068_23344274.jpg上海横浜友好園にある湖心亭です。私の場合、正門から入って南門から出ましたが、門を出たところが友好園となっているようです。たしかに中国的な感じがしますね。ちなみにここの友好園はお金を払わなくても観ることが可能です。
三渓園_e0034068_23351695.jpg同じく友好園内にある建物です。後ろの岸壁がこれまたすごいです。横浜にこんなところがあるとは思えませんね。

三渓園_e0034068_2335531.jpg上記の建物(名前不明)の内部です。これを観ると中国の紫禁城とか観てみたくなります。そのうち旅行に行ってみたいですね。
 三渓園ですが、公式HPでメールニュースの配信サービスをやっています。私はメールアドレスを登録済みです。イベントの情報などをメールしてくれるので興味がある方は登録しておくのも悪くはないでしょう。都会からは鎌倉のように以外に近場なので興味がある方は行ってみてください。
by puyan27 | 2005-11-23 23:20 | 建築・庭園