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by puyan27

杉本博司 時間の終わり展(森美術館)

e0034068_1935989.jpg 六本木ヒルズ 森美術館で開催されている「杉本博司 時間の終わり展」を観に行ってきました。
 杉本博司さんというお名前は私ははじめて聞いたのですがプロフィールを見るとかなり有名な方のようですね。(上記リンクにて見れます。)
 作品の感想なのですが、まずモノクロの写真という手法で芸術性を表現しているものを観るのは初めてだったのでちょっと新鮮味がありました。そして、作品の意図(杉本さんが何を観る者に伝えたいのか)については難しいものとなんとなく伝わるなというものに分かれました。(基本的には全般的に難しいかも。私だけかも知れませんが・・・。)
 例えば、ジオラマに動物の剥製を取り込んで写せば本物のように見えるというのはたしかに理解はできましたし、水墨画の松林図を実際に松林を写してモノクロ写真の松林図で表現するというものもなんとなく理解できました。とても面白いアイデアですよね。それらに対して有名な建物をわざとぼかして写したりしているものなんかはなぜぼかす必要があるのかわかりかねました。また、能舞台のある展示室では海(水平線)を写した写真がたくさん展示されておりました。たしかに一枚一枚は微妙に異なるのですがこれらを通して何を伝えたいのかは理解できませんでした。(実際に能が昨年に開かれたみたいなのですがなぜ能と組み合わせているのかについても不思議な感じです。)千体仏を延々と1000体くらい写しているものもこれまた難しいですね。さっぱりわからなかったです。(単に1000体の仏が並ぶとこういった感じだということ?)といった具合に理解できる・できないが顕著に現れてしまいました。
 ただかなり興味があった部分もありました。まずは杉本博司さんが設計に携わったという「護王神社」です。これはベネッセアートサイト直島の「家プロジェクト」の一環のようなのですがこのような試みがあったんだな~とちょっと心が躍りました。ぜひ直島に訪れてみたいと思いました。
 次に建物の作品の中で「光の教会」(安藤忠雄)っていうものがあったのですがこの写真の建物にはすごく惹かれました。十字架を光で取り込んでいるのです。早速ネットで調べてみるとヒットしました。大阪府茨木市にあり、正式名称を「日本キリスト教団茨木春日丘教会」というのだそうな。
 あとはシアターの写真がたくさんあったのですがアメリカのシアターってものすごい格調高い(そういうところを厳選して撮影しているのかもしれませんが)のにちょっと驚きです。日本にはあんなシアターはないような気がします。
 といった感じで新たな情報の取得や発見もあり、なかなか楽しむことができました。興味のある方は行ってみてください。
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by puyan27 | 2006-01-07 21:44 | 美術館・美術展