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by puyan27

大いなる遺産 美の伝統展(東京美術倶楽部)

e0034068_23553693.jpg 東京美術倶楽部の創立100周年を記念した「大いなる遺産 美の伝統展」を観てきました。私はこの東京美術倶楽部っていう名前自体はじめて知りました。(日経おとなのOFF3月号に載っていたんです。)調べてみると株式会社のようですね。鑑定など美術品に対していろいろな活動を行っているようです。皆さんは知っていましたでしょうか?
 休日だからなのかなり混んでいました。2月26日(日)までと期間もあまり長くないというのもあるかも知れません。まあ、こういった状況はよくあることなので我慢して美術鑑賞を満喫ですね。
 会場内は3Fと4Fに分かれています。4Fの日本画、洋画、近代工芸を観てから3Fに下り、古陶器、屏風、国宝を観て終了となっています。作品は公式HPを見てもらうと全作品のリストが掲載されておりますのでご参考に。美術館などの組織が所蔵しているものから個人が所蔵しているものまで幅広く集めて展示してあります。しかもかなり有名な人ばかり。特に個人所蔵の美術品が展示されているのは結構ポイント高いですよね~。普通は絶対お目にかかれないですし。
 さて、本題へ。まずは4Fの日本画から鑑賞でしたがちょうど先週、印象派の洋画を見た後だったのでなんか新鮮に感じました。入ってすぐに展示されていた小林古径の「山鳥」という作品、すばらしいですね。洋画のようにキャンバスではなく、紙に描いているのですが、羽の繊細さには圧倒されました。カタログによると作品は国内展示は初なのだそうです。要必見ですね。
 あと、自分が気に入ったのは伊藤深水の「通り雨」という作品です。美人画ってやつですね。着物を着た女性が傘をさしているのですが美しさに見とれてしまいました。何か人を惹き付ける魅力を持ってます。この作品は個人蔵のようなんですが、どんな方が所蔵されているんでしょうね。こんな本物の作品を持っている気持ちってどんな感じなんだろうな~。
 日本人が書いた洋画もなかなかいいですね。岡田三郎助の「あやめの衣」、これは過去に見た記憶があったのでピンときました。おそらく切手の絵柄だったと思います。着物姿の後ろ向きの女性の姿、本当に美しくて、はだけた肩の肌の色が色っぽいです。そして、この作品の所蔵はポーラ美術館のようです。いや~、ポーラ美術館っていい作品たくさんあるんですね~。ますます行きたくなりました。それから藤田嗣治の「私の夢」、横たわった裸の女性を猫やらウサギやらのリアルな動物たちが囲んでいる絵なのですが見ていると不思議な感じなんです。題名が私の夢ってどういうことなんだろうか?。ちょっと想像できないのですが・・・。ちなみにこの作品は新潟県立近代美術館・万代島美術館の所蔵のようです。
 といった感じで秀逸な作品ばかりで本当に楽しめました。地方の美術館もたくさんありすぎて全部回るのはちょっと難しいですからこの展示会のような企画もいいものですね。自分としてはやっぱり日本画がいちばん見応えがあったと思います。「日本近代絵画の巨匠たち 知られざる名作を集めて」とうたっているぐらいなので観にいっても損はないと思いますよ~。
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by puyan27 | 2006-02-11 22:12 | 美術館・美術展