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by puyan27

プラド美術館展(東京都美術館)

e0034068_23244983.jpg 初日ながら東京都美術館で開催されているプラド美術館展へ行ってきました。プラド美術館はスペイン・マドリードにある美術館です。歴代スペイン王室のコレクションをベースにしたぼう大な所蔵品で知られます。この展示会は2002年にも国立西洋美術館で行われており、再度開催されているようですね。(私は行ってませんが・・・)
 スペインの宮廷画家たちの絵画は印象派の絵画とは全く異なり、非常に見応えがありました。光の明暗の表現が素晴らしくて、まるで写真を見ているようです。人間の描写は頭の髪の毛から手足の指先まで肌のしわなど本当に緻密で絵とは思えません。どうやったらこんな風に描けるんだろうと不思議な感じでした。
 全体的に宗教的な色が非常に濃い作品ばかりですね。キリストやマリア、聖書の寓話などを題材として描いており、16世紀のヨーロッパの様子がひしひしと伝わってきました。天使の絵は本当に多くて羽の映えた赤ちゃんを描いたものが非常に多かったです。なんで天使は赤ちゃんなんだろう?って思ったりして・・・。心が純粋だからなのかな・・・。
 この絵画の手法は風景画よりは人や物にスポットを当てたもののほうが向いているなと思いました。とりわけ静物画が非常にすばらしかったです。ベルヴェデーレの「花卉」の花々の描写やメレンデスの「風景のなかの西瓜と林檎」のみずみずしい果物の描写などどれも質感の表現などが完璧で感動しましたね。肖像画はこれだけリアルに描ける技術があったので本当に本物そっくりなんだろうなと思いました。カメラなんて便利な代物は当時にはありませんからねえ。当時の様子を忠実に描写する貴重な証拠という見方もできますね。ん~素晴らしい・・・。
 まだ始まったばかりのこの展示会ぜひお見逃しなく。
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by puyan27 | 2006-03-25 23:28 | 美術館・美術展