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by puyan27

藤田嗣治展(東京国立近代美術館)

e0034068_23312100.jpg 今日は東京国立近代美術館で開催されている「藤田嗣治展」を観てきました。藤田嗣治さんは2月11日に行った「大いなる遺産 美の伝統展」に行ったときに「私の夢」という作品を観て初めて知った方ですが、このときかなり印象に残っていたのでぜひ他の作品も観てみたいと思っていました。ちょうどこの展示会が開催されてラッキーでした。
 展示は彼が23歳の時の作品から始まり、独自の表現を確立するまでの様子が作品から伺えました。晩年にはどんなアーティストの方もそうですが初期のものとは比べ物にならないくらいに絵の完成度が高くなっているのが伺えました。ひとつのことを努力して積み重ねていくことって本当に大変であり、終わりのないことです。でも続ければ続けるほど本当に素晴らしいものになるんですね。
 彼はフランスに渡って数々の西洋画を観て勉強し、影響を受けたそうですが油彩画なのに墨を用いているところは日本人ならではですよね。独自の表現方法を見出し、描かれた作品群は本当に魅力的でした。作品の特徴である繊細に書かれた小物や一本歯の猫などはかなり好きですね。そして自画像でかけているまん丸な黒縁の眼鏡もすごく印象的でした。
 途中で「風俗日本 子供篇」というビデオが流れていましたがその様子も非常に面白かったです。昔の子供って大人数で紙芝居を観たりやチャンバラをして遊んでいたんですね。その姿をみて随分と時代が変わったんだなあと思いました。TVゲームにはまるよりはよっぽどいいような気がしますが・・・。
 それから彼が日本戻ってきてから日本の様子を題材にして書いた作品群(日本回帰)はすごく自分としてはほほえましかったです。自分はやはり日本人なのだという気持ちがなんだか伝わってきて・・・。作品の説明に書かれている所有者を見ていると。「平野政吉美術館」となっているものが結構目立ちました。初めて聞いた名前なのですが調べたところ彼の作品を多数所有しているんですね~。ぜひ訪れてみたいなあと思いました。「秋田の行事」という大作があるらしく、これは写真でしか張ってなかったので本物をぜひとも観てみたいですね。
 GWが始まり、またこの展示会も来週いっぱいで終了のようですので込み具合はなかなかでしたが非常に見ごたえのある展示会でしたよ~。
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by puyan27 | 2006-04-30 20:46 | 美術館・美術展