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by puyan27

エミール・ガレとドーム兄弟(Bunkamuraザ・ミュージアム)

e0034068_0552519.jpg 渋谷、Bukamuraザ・ミュージアムへエルミタージュ美術館秘蔵「エミール・ガレとドーム兄弟」フランスからロシア皇帝への贈物展を観てきました。
 ガラス工芸って陶芸とはまた違って、すばらしいですね。技法も様々なものがあるようで、奥が深いんだなあと感じました。1990年のパリ万国博覧会の年の20~30年前後の作品がずらりと並んでましたが、この時期ってルネ・ラリックドーム兄弟ルイス・カムフォート・ティファニーらをはじめとした優れた工芸家がこぞって輩出されているようです。そのため、お互いに刺激を受けていたのですばらしい作品がたくさん制作されたのかなと思いました。各々が得意とする技法なんかも違うでしょうし、逆に自分にしかできないオリジナルの技法なんか持っていたらそれこそ他に差をつけることができるでしょう。そういう意味でこの時期ってガラス工芸の発展に大いに貢献した貴重な時期だったのかもしれませんね。
 日本でお馴染みの紫陽花や菊なども描かれておりました。また、ガラスが素材なので光のあたり方によって表情が変わると思いますが、美術展ではほとんどが真上から照明が当たってました。自然光だとどんな表情になるのかも気になるところです。
 ガレの傑作と言われる「花器(トケイソウ)」って作品が展示されてましたが、すごくすばらしいって感覚はありませんでした。個人的にはエミール・ガレの作品は1900年以降の花をテーマとした小さい花器が好きだなと思ったからかも知れませんね。「ロレーヌの黄金の書」というフランスからロシアへ贈られた本は観てびっくり。こんなに大きな本観たことないですね。門外不出といわれているものらしいので観る価値あると思いますよ。
 ヨーロッパっていうとイタリア・フランス・イギリスなどのほうに感心がいってしまいがちですがロシアも美術がすばらしい国であるということを忘れてはいけませんね~。社会主義国であるため、割ととっつきにくいという感覚があるのかもしれません。でも美術に民主主義だの社会主義だのって関係ないのでお互いの文化は尊重しあえるといいですね。
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by puyan27 | 2006-07-15 20:53 | 美術館・美術展