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by puyan27

旧渋沢家飛鳥山邸 晩香廬 青淵文庫

 引き続き、東京文化財ウィークで特別公開中の旧渋沢家飛鳥山邸 晩香廬 青淵文庫を観に行って来ました。南北線西ヶ原駅から徒歩10分くらいのところにあります。

 旧渋沢家飛鳥山邸は曖依村荘と呼ばれた渋沢栄一の邸宅です。かつては本邸住宅や茶室等の建物がありましたが、昭和20年の空襲でほとんどの建物が焼失した中で、晩香廬と青淵文庫は戦災を免れました。
 晩香廬は、渋沢栄一の喜寿を記念して合資会社清水組出資社員筆頭清水満之助が贈った建物で、大正6年(1917)に竣工しました。木造平屋建、寄棟造赤色桟瓦葺、建築面積79.24㎡の小亭です。内部にある談話室北面には、暖炉が据えられ、その周りは黒紫色のタイルを芋目地にして張り、上部中央に「壽」を現したタイルを嵌め込み、左右にステインドグラスが設えられています。また、軸組の栗材、屋根の赤色をした塩焼き瓦、外壁の錆入り西京壁、漆喰のレリーフなど、細部にわたり優れた意匠をみることができます。
 青淵文庫は、渋沢栄一の傘寿と子爵への陞爵を祝して竜門社((財)渋沢栄一記念財団の前身)が贈呈した小図書館で、大正14年(1925)に竣工しました。煉瓦及び鉄筋コンクリート造2階建、建築面積は213.67㎡です。1階は閲覧室、記念品陳列室などで、2階は書庫になっています。外壁は白い月出石で、テラスに面した閲覧室の開口部周りに渋沢家の家紋「丸に違い柏」をモチーフとした装飾タイルを張り、扉上部にあるステインドグラスには「竜」「柏」「壽」の文字が描かれ、華やかさを添えています。
 共に大正期を代表する建築家田辺淳吉(1879~1926)による設計で、機械生産では作られない精緻な技術をもつ芸術的な建築として重要な文化財です。
~配布パンフより引用~


e0034068_205598.jpg青淵文庫の外観の様子

e0034068_212243.jpgステンドグラス部分

このステンドグラスは内部からお見せしたいところなんですが撮影は禁止なのでお見せできなくて残念。とても美しいです。作者はいったい誰なのかといった説明が書かれてましたが推測でしかわからないようです。またこのレプリカも置いてありました。

e0034068_213592.jpg鉄格子部分

この文字は「壽」なのかな?

e0034068_215012.jpg晩香廬の外観の様子(その1)

渋沢栄一はここに数多くの内外の賓客を迎えています。その写真が残っている(渋沢資料館で見ることができます。)のですが見ると各国の幅広い方々と交流があったことがわかります。この時代の日本人って西洋文化に強い影響を受けながらもまだ国としてのアイデンティティがちゃんと残っていてよいなあと思ったりもしました。

e0034068_2217.jpg晩香廬の外観の様子(その2)

e0034068_221416.jpg晩香廬の外観の様子(その3)

こちらも内部の撮影は禁止なので紹介できなくて残念です。内部の装飾はとても美しくて見る価値はあると思いますよ。ただいま、来年の5月6日まで、土日・祝日の12:30-15:45に限って公開しているようです。ぜひとも足を運んでみてください。

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by puyan27 | 2006-11-04 21:36 | 建築・庭園