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by puyan27

浮世絵と衣装 ―江戸  小特集 写楽(東京国立博物館)

e0034068_22481069.jpg 写真は単なる東京国立博物館 本館の内部の写真ですが今、この本館2階にて東洲斎写楽の特集陳列が行われています。最近みた「江戸の誘惑」での浮世絵の影響が強くて衝動にかられ、ぜひ観たいと思い、足を運んだ次第です(本当は写楽の絵の写真を載せたかったんですが著作権がからむと面倒ですので断念(T.T))。
 「江戸の誘惑」は浮世絵でも肉筆画でしたが写楽の絵は版画にあたるようです。版画は製本された版本と、一枚一作品の一枚摺に分かれ、初期は墨一色の「墨摺絵」でしたが、やがて簡単な色を加えるようになり、明和2年(1756)には多数の色版を重ねた「錦絵」が考案されたとのことです。写楽の作品はこの「錦絵」にあたるみたいですね。本特集陳列ではこの写楽の役者絵のなかから重要文化財の大首絵が20点ほど展示されておりました。
 誰でもどこかで一度は見たことがある「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」「市川蝦蔵の竹村定之進」は顔の表情や輪郭が歌舞伎ならではの独特さがあり、印象深いですね。絵も平面ですし、色彩も単調ですが何か惹かれるものがあります。そもそもこういった浮世絵を日本人がアートとして観るようになったのはフランスがジャポニズムがブームになったくらいからなんでしょうか。どちらにしろ今我々がこうして観ることができるのも外国の美術品に対する考え方によるところが大きいのかもしれません。
 最初は写楽を観ることがが目的でしたが、結局、本館の平常展はすべて観てしまいました。多岐に渡る作品等が展示されていて見応えがありますが、作品数がかなり多い(部屋数が18くらいあります)ので最後の方はかなり疲れてしまいました(T.T)。いつも企画展ばかりに目が奪われがちですが平常展も国宝や重要文化財の作品がたくさん展示されてますのでぜひとも観てもらえればと思います。
 地下1階に行くとミュージアムショップがあります。いろいろなアートグッズが販売されておりますが写楽のポストカードが欲しかったので見てみると2種類ありました。一つはオリジナルの作品の写真のもの、もう一つはもう一度摺り直したものの印刷のようです。この摺りなおしたものなのですが本当によくできているんです。ポストカードだけでなくちゃんとした手摺りで大判のものまであります(お値段はかなりしますが・・・)。説明で職人さんが摺ったものだと書いてありました。これはアダチ版画研究所というところが版画の制作を再現して作成したものとのことです。これにはすごく感動してしまいました。まさしくその当時のままの色彩が感じとれますよね。というわけでポストカードも迷わずこのアダチ版画研究所のものに決定!!。東海道五十三次や富嶽三十六景なんかもあって揃えたくなってしまいますね。これからも来る機会はたくさんありますので徐々に手に入れるとしましょうo(^-^)o ワクワク。
 ちなみに展示平常展及び特集陳列の作品リストは東京国立博物館のHPにて掲載されてますので参考に見てみてください。
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by puyan27 | 2006-11-22 23:44 | 美術館・美術展