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by puyan27

大エルミタージュ美術館展(東京都美術館)

e0034068_273852.jpg 国立エルミタージュ美術館はロシアのサンクトペテルブルグに在り、大英博物館、ルーブル美術館と並ぶ世界3大美術館のひとつで、所蔵品は300万点にも及びます。公開されている部屋は400部屋ほどあり、作品をすべて観るのに28㎞も歩かなければならないのだそうです。これを聞いただけで、壮大な建物であることが伺え、驚きを隠せません。そして、膨大な所蔵品の中から「都市と自然と人々」をテーマとして油彩画80点ほどを厳選したのが今回の「大エルミタージュ美術館展」です。この厳選というだけでも気が遠くなるような選択ですね。
 この美術展内では美術館の建物自体についてもディスプレイ及びプロジェクタ等で映像が流れておりました。豪華絢爛な装飾である数々の部屋は展示されている作品以上にひきつけるものがありますね。大使の階段については実物大?の大きさの写真で展示されてましたがまあこれは所詮、写真ですね。規模的なものは体感できますが、立体感はないのでそんなに期待するほどでもありません。ただ、美術館の展示室の天井が高くて広いスペースを工夫して使っているなというのは感じました。
 本美術展は「家庭の情景」「人と自然の共生」「都市の肖像」の3部構成でした。様々な風景の絵がありましたが個人的にはその当時の都市の景観を描いたヴェドゥータというものがとてもよかったと思います。その中でもベルナルド・ベロットの「エルベ川から見たピルナの風景」はなんといっても水面に美しく写った建物の姿がとても印象的でした。また、写真を元に描いたというロックウェル・ケントの「ダン・ウォードの干草、アイルランド」という作品はのどかな風景ですが夕暮れ時の空の色彩が美しく感じました。ピエール=オーギュスト・ルノワールの「扇子を持つ女」もなかなか。相変わらず女性を描いた彼の作品は素敵です。次回のオルセー美術館展では「ジュリー・マネ」という作品がまた出品されるようなので楽しみです。アンリ・ルソーの「リュクサンブール公園、ショパン記念碑」という作品が展示されてますがやっぱり特徴ありますね。観ただけで彼の作品だとわかります。これを観たら世田谷美術館で開催されている「開館20周年記念 ルソーの見た夢、ルソーに見る夢 アンリ・ルソーと素朴派、ルソーに魅せられた日本人美術家たち」が妙に気になってしまいました。これも12月10日までなのであまり時間もないですが・・・。という感じで印象派の作品まで楽しめる美術展でした(^ヘ^)v。
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by puyan27 | 2006-11-30 18:03 | 美術館・美術展