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by puyan27

千住博展―フィラデルフィア「松風荘」襖絵を中心に― (山種美術館)

e0034068_0284221.jpg 先週、NHK衛星ハイビジョンにて新日曜美術館を見たところ千住博氏(注:右上の点はないのが正しいそうです。)の特集「千住博 渾(こん)身の滝」をやっておりました。私は初めてお名前を知ったのですが(いや、実はどこかで作品を観ているかも)かなり世界的に知名度のある方のようです。アメリカ・フィラデルフィア市に本格的な和風建築「松風荘」が保存されており、ここの襖絵は東山魁夷画伯により描かれたものだったのですが管理上の不備により損傷してしまったため、千住氏が無償でこの襖絵の制作を引き受けたとのことです。この襖絵の制作現場の詳細な様子を特集してくれていたのが主な番組内容なのですがこれが非常に面白かったです。
 松風荘の襖絵は千住氏の作品の代表作である「ウォーターフォール」シリーズで制作することになったのですが(どのようにあの見事な滝を描いたのかが肝ではありますが詳細はぜひ番組を観てもらいたいところですね。)どうしても本物を観たくなり、現在、山種美術館にてこの襖絵を公開中ですので早速観に行ってきました。
 滝というのは日本人的な感覚ですと那智の滝のように神社のご神体なっているところもあり、神秘性があるため、千住氏も惹かれるものがあったのでしょう。わざとニューヨークを拠点とすることが自分が日本人であるんだということを認識させてくると言われていましたが、作品も非常に日本人らしい題材でとても誇らしく思えました。滝の水の流れや滝つぼ付近の水しぶきの感じなど非常にすばらしいですね。「ウォーターフォール」シリーズは日本だと「大徳寺聚光院伊東別院」にも襖絵としてあるようですのでぜひ観に行ってみたいのですが公開してるのでしょうか?HPでは情報がないためわかりませんね。一般公開するための建物ではないようですので期待薄のような気はしますが・・・。さすがにアメリカまで行くのは容易ではありませんからねえ(T.T)。実際の本格的な和風建築に襖絵として組み込まれた形で観てみると更に違った印象を受けることでしょう。機会があればぜひとも観てみたいものですね。
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by puyan27 | 2006-12-16 14:47 | 美術館・美術展